我が子は3歳なのでさすがに「心が折れる」というようなことはありませんが、ちょっと出来ないことがあると「出来ない~(泣)」となることがあります。
今後成長していった時にしなやかな心を持ってもらえるように、折れない心の育て方について考えてみたいと思います。
レジリエンスとは?
失敗をしたり、物事がうまくいかない時に心がすぐに折れてしまう子と、たとえ心が折れてしまったとしても復活できる子がいます。
その違いは何なのでしょう?
レジリエンスとは
弾力。復元力。また、病気などからの回復力。強靱さ。
出典:デジタル大辞泉
のことをいいます。
心が折れてしまった時、親はどう対応したら良い?
これ、結構重要なのではないでしょうか。
筆者はまだ我が子の心が折れてしまったという経験はありませんが、そうなった時「どのように」対応したら良いのか、心配しすぎてもいけないし親ができることは限られていますが、今から考えておいても良いと思います。
心が折れている時は、前向きになれない・消極的・言い返せないなど、いろいろ症状として出ていると思います。
暗くなっている我が子を見ると鼓舞しようと厳しくしてしまいそうですが、それではNGです。
ここで重要なのは、子供の心に寄り添う姿勢をとるということです。
具体的には、
・子供の話を聞いてあげて共感するようにする
・気分転換できるようにつれだしたりする
・失敗を許してあげる。また、失敗しても良いんだよ、次があるよ・・・という雰囲気を伝える。
・立ち直れるような方法を示せると、なお良いでしょう。
「ダメ」と言うだけの厳しさはNG。子供に分かるように説明してあげましょう。
心が折れるということも大事な経験です。その経験を繰り返して強い心になっていくのです。
折れない心を育てるには?
タイトルには「折れない心」と書いてしまっていますが、折れない心を育てるというよりも、折れても回復出来る心を育てることの方が重要だと思います。
折れても立ち直れる要素として3つの要素が考えられます。
1.生まれつき備わっている気質
2.周りの対応はどうか。何かあった時は助けてもらえるかなど
3.どうすれば問題を解決できるかなど、経験を通して身につけるもの
気質は変えられないけど、その他は変えることができるでしょう。
気質についても、マイナスの部分をプラスととらえてあげると良いですね。
例えばおとなしいはNGだけど、冷静で落ち着いているはOKなど・・・
言い方によって子供も前向きな気持ちになれると思います。
また、そのままの子供を認めることで、自己肯定感が高まり自信につながります。
家庭でお手伝いなどを通して活躍の場を作ったりするなど他愛のないことでも良いので、子供が「自分は大切にされている」と思えるようになれば良いですね。
ここで注意することは、もし出来ないことがあったとしても「できるようになったら良いね」などと言うのは、せっかくできた自信が打ち消されてしまうので逆効果です。
また、周囲の子と比べて心が折れてしまうこともありますが、そもそも他の子と比べる必要はないと伝えてあげることも大切でしょう。
小さいうちはハッキリ心が折れるということはないかもしれませんが、いざという時に対応できるようにしておきたいものですね。
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