我が子は一人っ子なのですが、親の不徳の致すところ(!?)で特定の遊び友達がいなかったりします。
(公園などで偶然会った子と遊んだりはしています。)
そのためもうすぐ幼稚園に入園する我が子が集団生活を送れるのか、ちょっぴり不安なところもあります。
今日は一人っ子が集団生活を始める時に、気をつけることについて書いていきたいと思います。
もくじ
一人っ子、そもそも何が違う?
現代において一人っ子もそれほど珍しい存在ではなくなったように思います。
とはいえ、一人っ子あるあるで「2人目は~?」と聞かれたり、「わがままに育つんじゃないか」など心配なこともあると思います。
我が家も「2人目は~?」はよく聞かれます。(妊活中なので余計なお世話と思ってしまいますが。)
では、一人っ子は兄弟のいる子と何が違うのでしょうか。
親の注意・意識が集中する
兄弟がいると親の注意・意識が分散されるでしょう。
1人だとじーっと見てしまい気になってしまうようなことも、2人3人と増えていくと1人を気にする時間は当然のことですが減ります。
逆に一人っ子の場合、親の見る子が1人のため、どうしても注意・意識が集中するでしょう。
何事にも集中しやすい環境でいられる
兄弟のいる子の場合は、何かをしようとする時に兄弟(上の子だったり下の子だったりしますが)に邪魔される可能性があります。
話しかけられたりケンカが始まったり、賑やかになってしまうことも多いと思います。
その点一人っ子の場合、子供が家の中に他にいないので不意打ちの邪魔は入らないと思います。
兄弟のいる・いないは性格を作る要因のひとつですが、全てではありません。
なので、どの養育環境がベストとは言えないと思います。
親としては何か言われたとしても、「ひとりっ子ですが何か?」くらいの気持ちで気にしない方が良いでしょう。
一人っ子と、兄弟がいる子で違いを感じる?
一人っ子と兄弟がいる子で集団生活を始める時に差はあるのでしょうか。
兄弟のいる子の場合、同年代の子と接する機会があるので慣れるのが早い可能性があります。
逆に一人っ子の場合は、同年代の子と接する機会は少ない傾向にあると思います。
でも、兄弟のいる子でも年の離れた兄弟しかいなくて同年代のこと接する機会は少なかったという場合もあるし、人見知りをする子という場合も考えられます。
一人っ子だからといっても仲の良い友達がいたり、物怖じしない子であれば慣れるのも早いでしょう。
つまり、「一人っ子だから」というより「個性」なのではないでしょうか。
慣れるまでの時間は兄弟のいる子、一人っ子に関わらず子供によって違います。
毎日同じメンバーと一緒に生活をしていく中で、気の合うお友達を見つけて集団生活になじんでいくのです。
集団生活のスタートラインは一緒だと考えたら良いでしょう。
お母さんが心配しすぎ?
今までお母さんとべったりでいつも見える範囲にいた子が、数時間でも離れる時間ができます。
「泣いてないかな~」など心配になってしまうことも・・・
でも、その心配はちょって待って!
親の感じている不安が子供に伝わってしまうので注意が必要です。
「一人っ子だから~」とあまり意識しない方が子供にとっては良いのではないでしょうか。
それでも心配な場合は、お迎えの時などに先生に様子を聞いてみると良いでしょう。
過保護になりそうで心配・・・兄弟がいた方が良い?
一人っ子だと親の意識が集中してしまうので、過保護になってしまいそうな心配がある人もいるかもしれません。
だからといって簡単に兄弟を・・・といかないのも事実。
ここは、あえて手をかけずに見守ることも愛情のかけ方ではないでしょうか。
簡単にはいかないとは思いますが、意識するのも大切です。
具体的には、時には子供の行動を見て見ぬふりすることも必要だということではないでしょうか。
子供って「ダメ!」ということをやりたがったりしますよね・・・火遊びなどもこれにあたると思います。
見つけて叱らなければならないような時も、いきなり叱らず「何、してたの?」など声かけの工夫も必要です。
子供の元々持っている性質によって、親の関わり方も変わってきます。
我が子の性質を見極めて、試行錯誤していくしかないのです。
子供の人間関係は兄弟だけ、というわけではありません。
タテ:親・先生などの大人
ヨコ:同級生
ナナメ:兄弟など
の人間関係が考えられます。
兄弟のいない一人っ子は、ナナメの関係を遊びの中で疑似体験できると良いでしょう。
「一人っ子だから~」と過保護になるかもしれないけれど、子供の性格にもよるので、いろいろバリエーションを試しながらベストな接し方を探していきましょう。
一人っ子だと周囲から言われることもあったりして親も意識することも多いと思いますが、子供の個性のひとつと考えて集団生活に送り出せると良いですね。
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