我が子のいちごちゃんは、モンテッソーリ教育を取り入れた幼稚園に通っています。
モンテッソーリ教育では、成長を5つの分野に分けて独自の名称で呼んでいます。
- 日常生活の練習
- 感覚教育
- 言語教育
- 算数教育
- 文化教育
みやび
モンテッソーリ教育というと、何やら難しそうなグッズを使って行うようなイメージかもしれませんが、そんなことはありません。
モンテッソーリ教育を始めるなら「日常生活の練習」から、始めていってみませんか。
もくじ
モンテッソーリ教育の日常生活の練習とは?
「日常生活の練習」というと、
となりませんか?
いちご
この頃の子供って「わたしも!」って、大人の真似をしたがる時期。
せっかく興味をもったのにさせないでおくと、いざやってもらおうという時には興味をなくしている、なんてことも…
みやび
モンテッソーリ教育の日常生活の練習で使う教具にはどんなものがある?
日常で行う作業をする時、大人用の用具では子供の手に大きすぎるので、子供サイズの教具を使います。
シール貼り
夢中になるよ
あらかじめ用意しておいた用紙にシールを貼る、というお仕事です。
シールを台紙からはがしやすいように、シールより少し大きめに切って箱や皿などに入れておきます。
あけ移し
小さめの容れ物がおすすめ
豆や水を器から器へあけ移すお仕事です。
ピッチャーでコップに水をあけ移す作業は、子どもが夢中になりますよ!
いちご
始めはピッチャーのような手を大きく使うものから、徐々ににピンセットのように微妙な力加減のいるものを使えるようになります。
水のあけ移しをする場合は、ピッチャーやコップなどの側にふきんを置いておきましょう。
みやび
植物のお世話
植物の水やりなどのお世話をします。
子どもが自然に触れる環境をつくることも大切です。
水やりにしても、
- ジョウロを持って水道まで行き
- 蛇口をひねって水を出す
- ジョウロを水で満たす
- プランターに行き植物に水をあげる
とこれだけの手順を踏まなければなりません。
野菜や米を育てて収穫し、調理して食べるというお仕事もあります。
食卓の用意
これも立派なお仕事のひとつです。
- お皿を運ぶ
- 箸を運ぶ
- お茶の準備をする
など、できることはたくさんあります。
幼稚園では給食(またはお弁当)の配膳を行っています。
給食は小学生と同じように大きな容れ物から、各自のお皿に取り分けています。
縫いさし
イラストの書かれた紙に開いた穴に目がけて、毛糸を通した針を刺します。
始めは真っ直ぐな線から、イラストに合わせて刺せるようになりますよ。
三つ編み
三つ編みというと、髪を三つ編みするイメージが強いでしょう。
色の異なる太いヒモや、2〜3センチ幅の色の異なる画用紙を使うところから、だんだん細い素材を使います。
みやび
着衣枠
洋服のボタンやチャック、リボンなどが棚に設置されています。
子供はボタンをはめたり外したり、チャックをあげたりなど、洋服を自分で着られるようになる練習をします。
始めから全てのボタンを開け閉めしたり、チャックをしたりはできません。
途中までやってあげて最後だけ子供にやってもらうなど、段階に分けてやると良いでしょう。
「モンテッソーリ教育を始めるなら日常生活の練習から」まとめ
日常生活の練習というと何?となりますが、要は大人がやっている作業を子どももやってみる、ということです。
日常生活で使うものなので、自宅で揃えたり代用できるものも多いです。
子どもに合ったサイズのものを揃えてあげるだけで、自分でできることも増えますよ。
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