至上の印象派展 ビュールレ・コレクション/美術館を子供と楽しむ方法

芸術の春です!(笑)
美術展に行くのは結構好きなのですが、やっぱり子供が一緒だとなかなか行きにくくなるなぁと思う今日この頃です。

でも!
今年も名画がたくさんやってきてますよ~。

そう思ったらいても立ってもいられなくなってしまいました。

調べたところ行けそうな美術展は、

・プラド美術館展(国立西洋美術館)
・至上の印象派展 ビュールレ・コレクション(国立新美術館)
・ブリューゲル展(東京都美術館)
・東西美人画の名作 <序の舞>への系譜(東京藝術大学大学美術館)

の4つでした。

 
プラドでベラスケスを見るのも良いし、上村松園の序の舞見られるな~などといろいろ思ったのですが、何と言ってもイレーヌ・カーンを見たいぞ!!というわけで、「至上の印象派展 ビュールレ・コレクション」に行くことにしました。

ちなみに我が子の美術館デビューは1歳8ヶ月の頃で、今回は3回目になります。

 

ビュールレ・コレクションにした理由

混んでる美術展には行かない

や、当たり前なんですけどね。
子連れで出かける場合、混んでる所に行くのは美術館に限らず避けた方が良いですよね。

ビュールレ・コレクションにしようと思った理由のひとつに「それほど混んでいない(ようだ)」というのがありました。
少し前に行ったという人の情報を調べたりして、なるべく混んでなさそうなことを確認した上で決めました。

また、ビュールレ・コレクションの開催されている国立新美術館は、東京メトロ千代田線の乃木坂駅直結なので千代田線さえ乗れればOK。
六本木駅からも行けるのですが、かなり遠いので可能であれば乃木坂駅を使うことをオススメします。

チケット売り場は多少並んではいましたが、混んでるということはなかったです。
到着が開館前だったので、開館まで待機列に並びましたが、その列も特に長いという感じではなかったと思います。

ただちょっと失敗(というほどではないですが・・・)だったのは、開館までじっと並ばないといけないというのは、子供連れにはちょっと大変かも・・・と思ったことです。
でも周囲のおばちゃんとかに「じっと待っててえらいね~」とか言われたりして、何となく我慢してくれました。

 

あまり時間をかけて見ない

いざ中に入ってみると、いろいろな名画があってうきうきの母です。

ビュールレ・コレクションとは、その名のとおりスイスの実業家エミール・ゲオルク・ビュールレ(1890~1956年)の個人コレクションです。

個人で集めたとは思えないほど、豪華な作家たちの絵画並びます。
ドラクロワ、ドガ、マネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーギャン、モネ、セザンヌ、マティス、ピカソ・・・

正直「イレーヌ・カーンあるから見に行こう」で決めて、事前に調べたりしていなかったので会場でビックリ。
この人もこの人もあるよぉぉぉと、一人で盛り上がりました。

その中でも特別なのはルノワールの《イレーヌ・カーン・ヴェール嬢(可愛いイレーヌ)》とセザンヌの《赤いチョッキの少年》でしょうか。

 

基本的に写真撮影は禁止ですが、モネの《睡蓮》のみ撮影OKです。(上の写真です)
ちょうどこの時は誰もいなかったので、睡蓮を独り占め(正確には二人占め)することができました。

本当は時間をかけて、ゆっくり見たいです。
でもただでさえ子供の興味のない所に来ているのですから、じっと見ていられる時間は短いと思った方が良いでしょう。
そのうちもう少しつきあってくれるようになるかも・・・?

 

ご褒美を用意しておく

これは私自身の実体験からも言えるのですが、ご褒美は重要です。

私自身も幼少時、母と美術展に行くことがありました。
絵を見るのは普通~という気持ちだったけど、楽しみだったのは美術館の後のランチでした。
子供の頃は外食の機会が少なかったので、たまのお出かけのランチはとても楽しみなことでした。

母もたまの外出で機嫌が良い(?)のか、「お子様セットにメロンソーダをつけても良いよ」と言ってくれたり、子供にとっても特別感がありました。

昼食は美術館内にあるフードコートで済まそうと思っていたのですが、思いのほかに早く見終わってしまったので帰り道のお店でランチをしました。

我が家も外食の機会はほとんどないので、「外でランチ~♪」とちょっとご機嫌な我が子でした。

 

ちなみに、我が子は「今度はアンパンマンとかバイキンマンとかの絵が見たい」と言ってました。
アンパンマンか・・・それはアンパンマンミュージアムか、やなせたかし美術館でないと見られないかな☆
とは言えず、「そうだね~、今度一緒に行こうね~」と濁してしまった母です。

できれば今年はフェルメール展と藤田嗣治展があるので、行ければ良いなぁと思っています。

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