スズキ・メソードの第54回グランドコンサート鑑賞レポート

暖かくなってお出かけするのが楽しみになってきましたね!
(でも花粉症の身にはこの時期の外出はまだまだキツいです・・・)

普段は子供と一緒に近所の公園くらいしか行っていませんが、たまには電車などで遠出もします。
幸い我が子は乗り物が大好きなので、電車でのお出かけも苦になりません。ありがたや~。

今日は、スズキ・メソードの第54回グランドコンサートに行った時のレポートをしたいと思います!

 

スズキ・メソードってなに?

始めに「スズキ・メソードってなに?」と思われた方のために、簡単に概要など説明したいと思います。

スズキ・メソードは公益社団法人才能教育研究会が行なっている指導法です。

音楽を通じて心豊かな人間を育てることを目的としています。

幼児が母語を覚えるように音楽に親しむ。
創始者の鈴木鎮一がそのことに気付いたのが、赤ちゃんが当たり前のように日本語を話しているのを見たから。

「アッ!日本じゅうの子どもが日本語をしゃべっている!」

鈴木鎮一『愛に生きる-才能は生まれつきではない』より

と、当たり前っちゃー当たり前なのですが、そんなことに大まじめに気付くわけです。

ここから「母語教育法」を用いて指導していくスタイルを確立していきます。

ところで、スズキ・メソードって日本では割とマイナーな感じですよね。
海外の方がむしろ有名らしいです。

ちなみに我が家で実践中のDWE(ディズニー英語)でも、鈴木先生が監修者として参加されてるそうですよ。
(実際、DVDなどに名前がクレジットされています。)

 

グランドコンサートのここがスゴイ!

今回は鈴木鎮一生誕120年で54回目

我が子がスズキ・メソードの0~3歳児教室に通っていて、そのご縁でチケットを手に入れました。
(幼稚園に入園して通えなくなるので、3月で辞めてしまいましたが。)

私自身、子供の頃スズキメソードだったのですが、グランドコンサートは初めてです。

 

グランドコンサートはもともと1955年(昭和30年)に全国大会として始まったものが、名前を変えて現在まで続いています。
今回は第54回目で鈴木鎮一生誕120年ということで、ちょっとだけ記念大会のようになっています。

初めての試みとして、ピアノ20台以上(電子ピアノ含む)での演奏が実現したそうです。
今までは2台程度しかなかったはずなので、結構な冒険だと思います。

曲によって演奏人数が変わるので、プログラムが進むにつれて人数が増えていくような感じです。

 

当日のプログラム

<ピアノ>

「動物の謝肉祭」より 序奏とライオンの行進・化石 /サン=サーンス
エコセーズ /フンメル
ソナタK.331 第3楽章 /モーツアルト

 
<フルート>

メリーさんの羊変奏曲 /高橋利夫編
荒城の月 /滝廉太郎
歌の翼に /メンデルスゾーン
バレエ音楽「くるみ割り人形」より 葦笛の踊り /チャイコフスキー
2本のフルートのための協奏曲 第3楽章 /チマローザ

 
<チェロ>

讃歌 /クレンゲル
「動物の謝肉祭」より 白鳥 /サン=サーンス
スケルツォ /ウェブスター
フランス民謡 /外国民謡

 
<ヴァイオリン>

ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 第3楽章 /メンデルスゾーン

 
<招待演奏>
エル・システマジャパンの子どもオーケストラによる演奏

アイネ・クライネ・ナハトムジーク /モーツアルト
管弦楽組曲 第3番よりアリア /バッハ

 
<オーケストラ>
スズキ・メソードとエル・システマジャパンの子どもたちによるオーケストラ

交響曲第7番 イ長調 第4楽章 /ベートーヴェン

 
<特別演奏>

宮田 大(スズキ・メソード出身のチェロリスト)
コル・ニドライ /ブルッフ

 
<ヴァイオリン>

ソナタ ト短調 第1、2楽章 /エックレス
アレグロ /フィオッコ
2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 第1楽章 /バッハ
ユーモレスク /ドヴォルザーク

 
<全科による合奏>

二人のてき弾兵 /シューマン
狩人の合唱 /ウェーバー
メドレー(アマリリス・フランス民謡・楽しい朝・アレグロ) /加藤千春編

きらきら星変奏曲 /鈴木鎮一

 

オススメはグランドフィナーレ

スズキ・メソードと言ったら「大勢の子供で演奏」のイメージありませんか?

やっぱり観にきたからには、コレを観て帰りたい!!と思っていました・・・
が、やはり3歳なりたての子供の集中力が持つはずもなく・・・やむなく断念しました。
(後半は会場で偶然会ったお友達とロビーをかけっこという感じになってしまいました・・・残念)

そんなわけで、私は実際に観ることができませんでした。
でも、グランドフィナーレを観てスズキ・メソードの先生になろう!!と決めた先生がいる、というほど感動的な光景のようです。

約2500人での演奏はきっと圧巻だろうと思います。

グランドコンサートに参加しようと思ったら、ヴァイオリン科が良いんだろうな~なんて思ってしまいました。
が、我が子は「ピアノでアンパンマンのマーチを弾けるようになりたい」そうなので、ピアノ科に進むことになりそうです。
まあ、初志貫徹なので良いのですが・・・

次回の開催の時には、グランドフィナーレまで観て帰りたい!と思います。

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